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2009年12月19日

なぜ、働くのか

なぜ、働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』 (PHP文庫)
田坂 広志
PHP研究所 (2007/07)
売り上げランキング: 5338
おすすめ度の平均: 4.5
4 自分の使命とは
5 生きる死ぬ深みある仕事観を示す
5 行間に込められたメッセージを感じよう
5 思想がないと悩み続ける、まさにそうです
5 迷える社会人に必読の本!
 

講義ということで、強調したいところは二度言ったりと、
田坂氏が目の前で語りかけてくるような
臨場感あふれる内容になっている。

タイトルにもあるが、
なぜ、働くのか。

この問いに対する答えは明らかにされていない。
だが、多くのヒントが散りばめられている。
その中でも共通のキーワードが「使命感」だと感じた。

確かに、「自分はこの仕事をやる為に生まれてきたのだ」
と確信している人は、働くことの意義を問うたりはしないであろう。

では、いかにして「使命感」を得るか。

本書は簡単に言えば、
「死生観」「世界観」「歴史観」という三つの原点から
日々の仕事を見つめなおすことで、「思想」が身につき、 
現実に流されないようになるとしている。
つまり、何のために働くのか迷わなくなるということだ。


まず最初に、10個のキーワードを定義付けしている。
単なる思い付きではなく、最終的にこれらの覚悟にたどり着くと
されているとおり、言葉一つ一つが重い意味を持っている。

キーワード
「思想」とは、現実に流されないための錨
「成長」とは、決して失われることの無い報酬
「目標」とは、成長していくための最高の方法
「顧客」とは、心の姿勢を映し出す鏡
「共感」とは、相手の真実を感じとる力量
「格闘」とは、人間力を磨くための唯一の道
「地位」とは、部下の人生に責任を持つ覚悟
「友人」とは、頂上での再会を約束した人々
「仲間」とは、仕事が残すもうひとつの作品
「未来」とは、後生を待ちて今日の務めを果たすとき


我々が働く時、最も大切なものは「思想」である。
なぜなら、「思想」とは、現実に流されないための錨であるから。
面白い仕事に夢中になっているときほど現実に流され、迷いが襲ってくる。
それを振り払う為に「思想」を身につける必要がある。
それも、人生の出来るだけ早い時期に。

「思想」を身につけるだけじゃなく、さらに「覚悟」も必要。
深い「覚悟」、その覚悟に裏づけされた「思想」を身につけ実社会に出ると、
それから「格闘」が始まる。

己の「思想」を試し、己の「覚悟」を深める格闘を通じて
真の「思想」が得られる。

では、いかにして「思想」を身につけるか。
その為には三つの原点からいま自分の行っている仕事を
深く見つめなおす必要がある。


→ 三つの原点とは
posted by macky at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書メモ | edit
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