
できるだけ機械化してコスト削減を図るグーグルと
人を介す余地を残そうとするヤフーを対比させていて、
その違いが分かりやすい。
ロングテール現象というのも面白い。
「塵も積もれば山となる」とよく言われる。
現実社会では塵の部分にはコストに見合うだけの利が無く、
そのほとんどが捨てられる運命にあるが、
インターネットの発達によりコストをほとんどかけずに
塵の部分の資産活用が可能となったという。
オープンソースの世の中が素晴らしい社会だというのは想像できる。
例えばAという会社が10億円を投じて開発したサービス(API)を無料解放する。
Bという会社がそれを利用して10万円で全く別の新しいシステムを開発した場合、
Aが無料解放してなければ、単純計算でBは10億10万円のコストがかかり
開発期間も全く違うものになっているだろう。
社会全体からみてもコストとスピードの差は歴然である。
だが、本書を読んでAにも大きなメリットがある
ということを考えるきっかけとなった。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
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